なんだかばたばたとしているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまう。
仙台は定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルに行ってきた。
今年のるーずぱんてぃは、メインステージに近い
円形ステージ。心配された台風も過ぎたあと、強い日差しに照らされての暑い、熱いステージであった。
毎年思うことであるのだが、なんともすごいイベントだ、ということ。この規模を管理するのは並大抵のことではないはず。ただただ、頭が下がるばかり。
昨年から少し感じていたことであるが、今年の方が少し強く感じたのは、それぞれのステージの音量がやはりだんだんと大きくなってきているかなぁ、ということ。自分たちが出演しているとき、もしくはしっかりとステージの前に陣取って出し物に集中している時はいいのだが、ひとつのステージを遠巻きにして、盛り上がっているお客さんたちの外側から見ていると、曲と曲の間や静かめの曲の時に隣のステージの音が気になるのだ。昨年も少しは気になったが、今年はかなりはっきりと気になった時があった。
これも、それぞれお互いの出し物の質によっても変わってくる要素ではあるのだが、一昨年、初めて訪れた時にはそんなに気にならなかったポイントではある。そろそろ、何らかの規制がかかることになるのだろうか。
規制なんかしなくても、みんなが自由に、お互いを尊重してのびのびと演奏できるスペースが確保されることが望ましいのだが、どうなっていくだろうか。ここまでこのイベントを育ててきた人たちなのだから、きっといい方向に導いてくれることだとは信じているのだがね。
さて、あちらこちらでそんなことを考えながら今年も会場内を徘徊してきました。
昨年はスケッチ的な録音を各地でやり、コラージュのようなものを作ってみたが、今年はちょっとそこまでやる気になれなかった。そういうこちらの気分が反映されたのか、行く先行く先で、バンドの交代時間にあたってしまい、最後の曲の半分ぐらい聞いた、という人たちばかりになってしまった。
原因は歩き方にあるのだろうが、今年はただただ会場内をステージからステージへ渡り歩くのではなく、町を歩いてみたかった、ということにもあるだろう。
少し歩いてみると、けっこう
「路地」がある。そう、歩いたことのないルートを歩いてみたい、という欲求を前面に出したので、コース設定によってはステージのまるでないルートをしばらく歩いた、という時間もけっこうあったのだ。
それはそれで、面白かったのだが、ジャズフェスとはあまり関係のない話。
昨年、一番記憶に残ったのは天文台近くのステージで見たゴスペル・グループ。チーム名も覚えていない、ただ黒人の人が指揮をしていた30名ぐらいのグループ、という記憶しかない。そんな記憶をたよりにプログラムをにらんでみても、どこへ行けばいいのか、なんてわかるはずもなくただただ、歩いていたのだった。
そうこうして、知り合いが勾当台公園で演るのに間に合うように動いていたら、小一時間早く着いてしまった。じゃ、少し先のワールドマーケットでものぞきにいこうと行った先で、見つけてしまったのだよ、黒いT-シャツの一団を。
見覚えのある顔がいるじゃないか。カラオケで歌うのじゃなく、キーボードとカホンもあるし、ひょっとして巡り会ったか?
大当たりぃ〜〜!
今年はちゃんと認識したよ、名前は「World Soul Chorus仙台」、指揮するはMr. ネイサン・イングラム。会員募集のフライヤーももらってきた(笑)
昨年も楽しんだし感動させてもらったが、今年は巡り会ったぞぅ、って想いもあったからかもしれないが、昨年よりよけいの楽しませてもらった。この一年の練習の成果なのか、グルーブの深さやキレがずっとよくなっていたなぁ。
これで情報はばっちりなので、来年は必ずWSCのステージにはたどり着けるぞ(笑)
先ほど書いた、各ステージの音の問題をここで一番感じてしまったのは事実。ま、そんなことはまるで感じさせず歌うことに専念していた彼らの姿を見ていれば、それはそれでよかったのではあるが。
そんなこんなで、今年も定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルを自分も演奏することも含めて堪能。次の日は松島へ出かけ、藤田喬平ガラス美術館を訪れてきた。
来年、気の早い話だが、来年はオレ自身のユニットを作ってエントリーしてみようか、と思っている。3年間、ギターを弾きには行ったがぜひあの空気の中で歌ってみたい、と思うのだ。
ということは、もう始めなければ、だな。
帰宅後、メールボックスを開いてみると、一通のメール。るーぱんを見てくれていた人の中にWSCのメンバーが。そして、WSCを見ていたオレを見つけてくれていて、HP経由でメールをくれたのだった。
いやぁ、うれしかったねぇ。こういう縁は大切にしていかないと。
今年は、ただただ見て回っただけではなく、地元のスタッフとも話ができたし、出会いはあったし、ありがたい収穫がいろいろあったな。
離ればなれの点たちが一本の線へとつながる予感。
☆水野たかし LIVE SCHEDULE☆
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